タイヤマメ知識

クルマはタイヤがなければ走れない。

―クルマを支える重要な役割を担っているのがタイヤです。―
昔「タイヤは命を乗せている」といったCMがあったように、タイヤは、道路とコンタクトをとる唯一の大切なパーツ。ハガキ4枚分の接地面積で約1.6トンもの重さを支えるまさに頼れる力持ち。
自分の走りにマッチしたタイヤ選びができるよう、 タイヤはどんな役割を担い、どのような注意が必要なのかを見ていきましょう。

ひと口にタイヤといってもさまざま。

クルマにさまざまな種類があるように、タイヤにも走る目的や車種、季節に応じて多くの種類がありますが、その中でも大きく、夏タイヤ、冬タイヤの2つに分類されます。

夏タイヤ

走り、目的に合わせて種類が豊富。あなたはスポーツ派か乗り心地重視派か…

たとえば、一年中なにをするときでも同じ靴ですか。通勤には革靴を、散歩にはスニーカーをと、目的に合わせて靴を替えていますよね。クルマのタイヤも今日は仕事で使うからこのタイヤで、峠道を思い切って走りたいからこのタイヤと履き替える……。そういうわけにもいきません。
クルマのメインの使用目的に合わせてタイヤをチョイスすることが、快適に、安全にカーライフを楽しむ秘訣です。
タイヤなんてどれでも同じだとお考えの方も多いと思いますが、替えてみたらまるで乗り心地が違った、早く知れば良かったと思うはずです。

タイヤの特徴を知って、適切なタイヤを選びたい。

夏タイヤはスポーツから快適性追求、経済性追求、ミニバン用と豊富にラインアップしており、選択する楽しみがあります。また、走りにちょっと不満足と感じたらタイヤを替えてみるとクルマが一変。
いざ交換となったら、それぞれのタイヤの特性を知って、ちゃんと自分で選択する。このようなタイヤの選び方をすると、タイヤへの愛着も一層わいてきますね。

冬タイヤ

冬になったら冬タイヤは安全のための必需品

路面が凍結する季節になったら、安全確保のためにも、冬専用のタイヤを用意する必要がありますね。以前は降雪路や凍結路を走るためにチェーンをタイヤに巻いていましたが、雪の途切れた道路を走ると、振動が激しい上に走行音がうるさいという欠点がありました。 取り付け、取り外しが面倒なのでそのまま走ると、チェーンが切れてタイヤに刺さったり、緩んできてクルマを傷つけてしまうこともあるという厄介なものでした。

その後タイヤにスパイク(鋲)を打ち込んだスパイクタイヤが登場して、氷雪道路も恐くなくなり喝采を浴びましたが、乾燥した道路を走るとアスファルトを削って粉塵公害の元凶となって、平成3年に原則禁止となりスタッドレスタイヤが登場。発売当初はスパイクタイヤに比べるとスリップしやすいといわれましたが、その後の技術革新により90年代中頃からスタッドレスタイヤの性能は飛躍的に向上しています。

タイヤ関連用品

車の足元を支えるタイヤをケアしよう

道路とコンタクトをとる唯一の大切なパーツである、タイヤ。それを普段からケアすることが、あなたの安全、安心を支えます。
いざという時のために、クロスレンチやジャッキ、パンク修理剤などを積んでおくことはもちろん、 エアーコンプレッサーで空気圧を適正に保ち、省燃費性能を高める。タイヤの保管にタイヤラック、タイヤカバーを利用することでタイヤを長持ちさせるなどすれば、経済的にもお得です。

また、タイヤの洗浄、保護、つや出しにクリーナーを使うと、汚れも付きにくくなり、見た目の印象度もアップ!
タイヤ関連の商品も豊富に品揃えしておりますので、クルマの足元引き締めにご活用ください。

Facebookもチェック